『四色問題』

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作:一松信【講談社ブルーバックス】

 この本は、38年前に出版されたものを、改訂出版したものです。
 29年前、教員になった年に
 静岡市で行われた日本数学教育学会に参加しましたが、
 そのときご高齢の一松さんの講演を聴きました。
 数学の授業数を確保するために(数学の教員数を確保するために)、
 数学で情報教育を行おう、と仰っていました。
 現在、90歳なので、29年前はそれほどご高齢ではなかったようです。
 この本を読んで良かったです。
 30年間の誤解が解けたからです。
 30年前、静岡大学の大学院生2年のとき、
 学部4年生のゼミに参加してグラフの理論の本を読みました。
 そのとき、4色問題の証明を学んだ気になっていました。
 ゼミで読んだのは日本語に翻訳された本で、翻訳した人が数学の人ではないらしく、
 翻訳が正確でなくて、解読に苦労した記憶があります。
 ちなみに4色問題とは、地図は4色で塗り分けられる(隣接する国を異なる色で塗れる)、というものです。
 40年前、私が中学1年生の頃に証明され、当時話題になっていたことを記憶しています。
 四色問題が証明されたという事実を日本に伝えたのは、
 竹内外史という数学者だったそうです。
 竹内さんは、私が静岡で専攻した数学基礎論の日本を代表する研究者です。
 で、その証明ですが、
 数学的にエレガントなものではなく
 コンピュータを利用して、すべての場合をしらみつぶしにしたものでした。
 内容は難しくて、少し読み飛ばしました。
 頭が回らなくなってきたようです。

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by kawagoenishi | 2016-08-11 18:40 | | Comments(0)

元?高校の演劇部の顧問のほぼ日記です。